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オーディオと電源回路 ピアニシモを聞くために

冷却シート、外装メンテナンス(番外編)

ナカミチのアンプをメンテナンスするに当たり、どうしても避けて通れないのが
外装のメンテナンス、ブラッシュアップです。
限界もあるのですが、最低限、清潔感があるように心がけています。

電気的なメンテナンスも大事ですが、サビは、長く使っていただくにはどうしても処理しなくてはなりません。

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オリジナル

 オリジナル

オリジナル外観

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外観オリジナル


オリジナル状態は、外観がくたびれていました。補修が必要です。

 

オリジナル(基板)

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オリジナル基板状態

基板の状態は、すごく良く、いつものメンテナンス範囲で大丈夫でした。

前回綴ったように、良い音を奏でることができました。

 

オーディオと電源回路 (電源ノイズFFT解析) - pp audio blog

 

外観メンテナンス

底板、側板メンテ

板金類は、サンディング後、フラサスで下地処理を行い、塗装を行います。

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板金処理

使うのは、カースプレー。

フラサスと、近似色(色見本で、一時間くらい見比べて探しました。)

 

 防錆ですし、メタリックのノリが良いです。

 

エンブレム

エンブレムも磨き上げると、キレイになります。

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エンブレム磨き上げ
本体補修

本体は、傷が多かったため、スプレー塗装を施してみました。

シルク部分をうまくマスキングして、色の違いを利用し、デザイン化してみましたが、いかがでしょうか。

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本体補修


磨き上げたエンブレムも取付、製品らしくなってきました。

組立

 冷却シート取付

さて、組立を行う前に、冷却シートを取り付けます。通常は、シリコングリスですが
扱いが悪く、安定性にかけます。ハリーは、伝熱シートを用いることで、のちのメンテナンスが容易になるので、採用しています。

通常は、発熱側に取り付けるのですが、分解の時にうまく外れません。

シャシー側に貼り付けると比較的かんたんに外れることが分かりました。

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冷却シート取付

 

基板取付

基板を取り付けます。

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基板取付
底板取付

あとは、底板を取り付け完成です。

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底板取付

 裏側は、見違えるようにきれいになりました。上出来ですね。

 

完成

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完成

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完成(端子側)

 所々に小キズがあり、タッチアップしていますが、メンテナンスされている証としてお許しください。

まとめ

今回は、番外編として、ヒートシンクの取付、外観のブラッシュアップを紹介しました。

できる範囲の外見メンテナンスを行いましたので、大切に使っていただける方に、お譲りできるとよいのですが。

 

気になる方、お気軽に、Message/Mailお願いします。

ご不明点等、ご説明いたします。

       よりすぐりのナカミチアンプたち)