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オーディオと電源回路 ピアニシモを聞くために

パワポで回路図 配線がついてくる!? (準備編)

オーディオ機器のメンテナンスに関わらず、簡単な回路図が必要な状況に結構なると思います。回路図CADで作成すると良いのですが、CADの操作、導入もハードルがあり、プレゼンの資料に使う簡単な回路図は、やっぱりパワポで書きたくなりますよね。

でも部品を線でつなぐのが結構厄介。接続しても、部品を移動すると離れてしまう。
そんな悩みを解決します。

はじめに

 パワポで線を描画しても、回路図CADのように部品や図形にくっつきません。

 

でも、コネクタ線をつかうと、図形のポイントへ吸い寄せられる機能があります。

これを使います。

準備

回路図を描画する時にグリッドが便利です。

グリッド間隔を偶数にすると、部品の中央が出しやすいので、おすすめです。

部品準備

回路図を書くには、いくつかの部品を作っておく必要があります。

黒丸(交点)

配線を接続するための黒丸は、ちょっと厄介で、グリッドサイズにでつくると、黒丸が中央に配置できません。

そんなとき、黒丸と線を合成すると。小さな黒丸でも、グリッド中央にフィットできます。

部品作成

コネクタ線は長方形のポイントに繋がります。

各部品は、配線の引き出しを、長方形の辺の中央をあわせてつくります。

また、この長方形をグリッドサイズにきっちり合わせておくと、綺麗な回路図が書けます。

線の準備

配線に使うコネクタや、線のサイズ、色を指定します。

その後、線の既定設定にして、準備完了です。

書いてみよう

早速回路図を書いてみましょう。

部品配置して、配線が簡単にできます。

部品を移動すると

部品を移動してみると、

線がくっついて、離れません。

 

こんな感じで

回路図が完成です。

まとめ

少し大げさになってしまいましたが、パワポで配線が外れない回路図を書く方法をご案内してみました。

ちょっとした説明にとても便利ではないでしょうか。

次回は、この機能を使って、簡単な基板から回路図を起こす方法を紹介してみたいとお思います。おたのしみに。

 

また、当方のパワポのライブラリをご希望の方へのご提供を、検討中です。

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使用した測定器
DAC(D10)

測定用にはD10というDACを用いています。
現在は、後継機のD10Sがあります。

TOPPING D10s DAC Mini USB DAC XMOS XU208 ES9038Q2M DSD256 PCM 384kHz Hi-Res オーディオデスクトップ オーディオデコーダー (ブラック)

正弦波もとてもきれいです。

使用している測定器は、SDS1102というデジタル・オシロスコープ

廉価版(3万円以下)でオーディオの帯域では十分な能力を有しています。

FFTを駆使すれば、ノイズや、歪の傾向も見ることができます。

波形貼り付けもPCにUSBで可能です。

奥行きがとても薄いので、机の上に常備しています。

 

OWON ハイコストパフォーマンスデジタルオシロスコープ 1Gs/s 100MHz帯域 薄型軽量 SDS1102

 

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