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オーディオと電源回路 ピアニシモを聞くために

Carrozzeria 名機 DEX-P01 メンテナンス

出会えたDEX-P01はそのままでも、良い特性でしたが、CDの音飛びと、パネルの接触不良があるとのお話でしたので、分解してメンテナンスしてみたいと思います。

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分解

CDの分解は、機構部分があるので慎重に行います。

TopCover取り外し

最初どの様に取り外すのかわかりませんでした。

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背面の隙間に調整ドライバーを使って、少しこじれば、簡単に取り外すことができました。

CDユニット取り外し

CDユニットは、4つのネジで固定されているだけです。

 

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緩めると簡単に取り外せます。あとは、フレキケーブルと、オーディオ信号のコネクタを基板から外せば簡単です。

フレキケーブルのコネクタは、左右の突起をそっと上方向に引き上げるとフレキが取り外せます。(一般的なフレキコネクタの固定方法です。)

 

CDローダー取り外し

フロントのCDローダも底面の4つのネジを緩めて取り外します。

 

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その後、左右の突起にひっかかっていますので、少しこじると前面に抜けます。

基板取り外し

基板は、背面のネジx4を取り外します。

その後基板を固定してるネジx2と、シャシーをこじって固定している箇所x5をペンチでまっすぐにします。

 

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分解完了

 

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メンテナンス

基本メンテナンスは、フレキの接点を接点クリーナで丁寧に清掃と、CDユニットのホコリ等をエアーで取り除きます。

少しだけ

せっかく基板を分解したので、OpAmpの電源にパスコンをとりつけました。

ままで、電源用のコンデンサを交換しました。

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その他に、一部コンデンサを交換しておきます。

オーディオ用のコンデンサも使われているところは、実際の波形が見えないので、そのままです。

まとめ

もとに戻して、動作確認。

スペックではハイレゾに負けてしまいますが、音は優しくゆったり聴かせてくれます。

アンプ回路、電源回路がしっかりしている証拠だと思います。

オークションでジャンク等がでていれば、ニコイチで、復活できたら、素晴らしい音を奏でるでしょう。

  

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