ハイレゾ(ハイレゾリューション) とは、CD-DAのサンプリングパラメータ(44.1 kHz, 16bit)よりもレゾリューションが高い(デジタル)オーディオのことは、皆さんご承知のとおり。(Wikipedia 引用)
なぜ、可聴帯域外の音を再現すると、良い音、リアル感がますと言われているのでしょうか。一部では、聞き分けができないということも言われています。
可聴帯域以上の音が複数重なり合うと、その差分が可聴範囲の音として聞こえる。
というのは、よく見かけます。
DAC-X6Jを評価して、ハイレゾ帯域が出ない謎を解決したので、
FX-Audio DAC-X6J ④ ゆらぎ原因、対策(解決編) - pp audio blog
簡単な正弦波を2つ重ねて、まず、電気的に差分の周波数がでるか、確かめてみました。
実験環境
実験環境は、PCとDACとオシロスコープ、一般的なRCAケーブルに、ダミー負荷として47kΩ抵抗を用意して確認してみました。
今は、簡単に実験ができるので、楽しいですね。
基本波形 25kHz+31.5kHz
波形は、たしかに重なって出力されます。
合成された波形には、大きなうねりが出ているのがわかります。これが、6.5kHzに相当なのでしょうか。
FFTで分析
それぞれFFTを測定してみました。発振周波数の部分を拾っているのがわかります。
2つの信号を加算すると、2箇所きちんと検出されています。
FFT25kHz +31.5kHz 詳細
差分の音が出るとすると6.5kHzが出てくるというお話ですのでFFTで観測できるか。
拡大しても、6.5kのところには、なにも出てきません。
実際に帯域20kHzまでの、のスピーカに接続しても、聞こえませんでした。
追加実験 16kHz+15kHz
同じ様に可聴範囲で16kHz+15kHzのミックスを行ってみましたが、1kの音はしませんでした。
まとめ
実際に空間で音が放出すると、差分がうまれ、音が出るといるのですが、まだ、残念ながら確認とれていません。
加法定理で上記の式を見つけ、α+βはありますので、これが糸口になるとよいのですが。
もっと調査が必要ですね。なんとか調べて、続編綴りたいと思います。
FX-AUDIO- DAC-X6J[ブラック]高性能ヘッドフォンアンプ搭載ハイレゾ対応DAC 最大24bit 192kHz
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